内科
INTERNAL MEDICINE
内科について
内科は、身体の内部で起こるさまざまな疾患を診断し、治療する医療の基本となる診療科です。風邪などの一般的な疾患から、生活習慣病、難治性の病気まで幅広く対応しています。特に糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病に対しては、生活指導や投薬治療を行い、患者様の健康維持をサポートします。また、原因不明の不調や健康上の不安などについてもできる限り対応しますので、まずは一度ご相談ください。
よくある内科の症状
風邪
風邪は、主にウイルスの感染によって引き起こされる急性の上気道炎です。ただし、一部の風邪では細菌感染が関与することもあります。主な症状は、発熱、咳、鼻水、喉の痛みなどに加えて、関節痛や頭痛を伴うこともあります。ウイルスが原因の場合、抗生物質は効果がないため、対症療法が中心です。ただし、細菌感染が合併している場合には、抗菌薬が使用されることもあります。風邪や発熱が長引く場合や、症状が重い場合は、合併症の可能性もあるため、早めに内科を受診しましょう。
発熱
発熱は、感染症や炎症などに対する生体の防御反応として起こります。体内の免疫系が活性化されると、炎症性物質であるサイトカインが生じ、体温調節中枢に作用することで体温が上昇するのです。発熱は、どの年代、性別の人でも起こる一般的な症状と言えます。しかし高熱が持続する場合は、感染症以外の関連性も疑われるため注意が必要です。
腹痛
腹痛の原因は多岐にわたり、消化器系の問題だけでなく、泌尿器科や婦人科の疾患が関与することもあります。例えば、尿路結石や膀胱炎などの泌尿器科疾患、子宮内膜症や卵巣嚢腫などの婦人科疾患が腹痛を引き起こすことがあるのです。また、ストレスや不規則な食生活、過度な飲酒なども腹痛の原因となり得ます。腹痛が継続する場合は、自己判断せずに、内科を受診し、詳細な検査を受けることが大切です。
下痢
下痢は、便中の水分量が増加することで起こる症状です。主な原因は、大きく分けて感染性と非感染性に分類されます。感染性の下痢は、ウイルスや細菌による腸管感染が主な原因です。一方、非感染性の下痢は、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)、過敏性腸症候群などが関与します。下痢が続く場合は、早急に内科を受診しましょう。その際、便の状態や持続期間などを詳しく伝えていただければ、より適切な診断と治療を行えます。
食欲不振
一時的な食欲不振はストレスや体調不良によって、誰にでも起こりうる症状です。しかし、長期間続く場合は消化器系の病気が潜んでいる可能性があります。たとえば、胃炎や胃潰瘍、膵臓の病気などが食欲不振を引き起こすことがあるのです。食欲不振が続く場合は、内科を受診し、原因の特定と適切な治療を受けることが大切です。
在宅医療(訪問診療)
いしだ内科ファミリークリニックでは、ご自宅での療養生活を支える在宅医療(訪問診療)を行っています。自宅に訪問して月に2回程度の診察や治療を行います。他の医療機関と連携しながら、患者様をサポートします。入院が必要な場合は、患者様やご家族の意向を尊重しつつ、入院先をご提案します。
生活習慣病の治療を行っています
当院では、患者様一人ひとりに合わせた生活習慣病の治療を行っています。
生活習慣病